沫菌庶町 様
>車体色はぶどう1号に塗り替えたほうがいいのでしょうか?
供奉車として使用するなら正確には「ため色」でしょう。
お手持ちの模型の塗色はぶどう色2号のようですね。
もし下記の私の妄想を共有して頂けるなら、そのまま使う方法が全く無いわけではありません。
あくまで私の妄想ですので、お気に召さなければ読み流して下さい。
田邊幸夫著「御料車物語」に、次の記述があります。
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昭和35年、新しい御料車の製作に伴い、これに編成される供奉車も揃えて新製されるのではないか
と思われましたが(企画はされていたが)これは実現に至らず、
昭和6年に造られた在来の1号編成用各車(当時で車齢30年)を改造し
近代化させて間に合わすことになりました。
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供奉車も新製するという案もあった模様です。
歴史のIFですが、もしそれが実現していれば、在来の1号編成用供奉車はその任を解かれ、
何らかの形で身の振り方を検討されたことでしょう。
現実の歴史で“皇籍離脱”した供奉車としては、
300号及び301号(→スイ38)、400号(→スヤ39 21)があります。
もしも330号が昭和35年に供奉車の任を解かれたなら、
これらと同様に何か特殊な用途に変更されたかもしれません。
お手持ちの模型は車内が作り込まれていないようなので、
それを逆手にとって空想上の新しい用途をあてがえば、ぶどう色2号で問題ないことになります。
くどくどと妄想を展開してしまい、失礼しました。
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