倶楽部メモ(633)
平成22年11月17日〜11月25日

「鉄」推理小説あれこれ ・ ベトナムの鉄道


投稿者 XD1 at Phuket
投稿日 2010年11月17日(水)14時27分22秒
タイトル どらく など
 改めて「どらく」を読みました。
タイ編については、私のカキコと重複する所も多々ありますね。マレー編ですが、

http://doraku.asahi.com/earth/clickdeep/100709_photo07.html#photogallery
> マレーシアの鈍行列車は、特急のような車両を使っていた。
> 車内販売はタイの列車に比べると凡庸だなあ。

ということで、マレーは鈍行でも比較的新しい車輌で、車内販売も近代のコンビニ的であるらしいです。
この点、屋台そのまんまのタイとは違うようです。

 良くも悪くも、マレーの方がタイよりも近代化されているということでしょうか。
日本製ブルトレの運用については、この違いが良い方に作用する、かなぁ。


 インドネシアの事は、全く知りませんでした。
新たに検索して、いくつかワイルドな日本性電車の運用も見ることが出来ました。やはり南の国ですね。



投稿者 マロネロ38
投稿日 2010年11月17日(水)14時36分27秒
タイトル 2022レ
門司−東京の不定期準急は2000番代の列車ですか!23年の時刻表を持たないので、
解りませんでした。どうやらそれ以前の南風崎−東京の復員列車8012レを少し
弄ったスジの様で、後年にはスピードアップで熊本−東京間急行に変じた列車
の様です。→ネーミングで「阿蘇」。
8012レ南風崎16.12−門司23.08−広島5.30−大阪15.35−東京5.55(昭和
22年6月号),但しこの時刻表は九州線内が違っており、南風崎15.40−門司
22.57−上野6.25が鹿児島本線、南風崎15.40−門司19.27−上野6.25(長崎
本線,佐世保線)。 当時は戦後の混乱時期で校正もままならぬ状態?

仙コリ様
東北方面主題のミステリーは「亀田と亀嵩」が出てくる本じやあ?(作品名失名)



投稿者 雑魚
投稿日 2010年11月17日(水)14時37分29秒
タイトル 長崎本線 オクスフォード駅
▼管理人様:
> 2つの郡山駅を使用したトリックは確かに存在しました。

既に使われていましたか。ならば漢字文化圏の近隣国で、選りスケール・アップした
国際的なミステリーを考えるとしますか。もっとも、韓国(大田・水原・仁川などが
該当)は先ずハングル表記ありき、中国(とりあえず青島程度しか思いつきませんが、
漫画「ジパング」に南京郊外の「下関駅」が登場します)は簡体字表記でしょうから、
本命はやはり台湾ですね。佐賀県の牛津駅で撮影した写真を以て「オクスフォードに
行って来ました」と云うのは、さすがに無茶でしょうけど(^^)



投稿者 ED76109
投稿日 2010年11月17日(水)23時00分26秒
タイトル 「鉄」推理小説あれこれ
 ルーティンワーク的にお邪魔しております。「ED76109」でございます。

 太田拓也様
 >「点と線」のトリック

 昭和30年代前半は、「航空機利用」はまだ一般的なものではなかったようであります。
「鉄」親父は「鈍行や準急に乗るのが定番」と小生に話して、太田様と同様の疑問に答えてくれました。


 ヒゲ無し雷鳥様

 いつもお世話になり、心からお礼申し上げます。
「2022レ」のことが、かなり具体的なイメージでとらえられるようになりました。
「広島」止まりとなり、「東ヲク」仕立ての13両編成とは・・・。
しかし、終戦後の混乱はこの時期には終息していたのでしょうか。
またよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

 仙コリ様
 >30年位前に読んだ鉄道ミステリー小説(タイトルは失念)

 「西村京太郎」氏作の「夜行列車殺人事件」であります。
国鉄総裁あての脅迫状から始まるこの小説は、「九州へ行く」と恋人に言い残した被害者が「青森」で殺害され、
「郡山の駅名表」を犯人がアリバイに持ち出すというもの。
最後は、被害者の恋人と「十津川警部たち」を乗せた「寝台特急出雲1号」が、「福知山」で時限爆弾とともに・・・
といった展開。小生は贔屓にしている「一品」であります。

 >2022レ

 小生の推測でしかないのですが、作者の「鮎川哲也」氏は昭和24年9月の改正は理解していたものの、
事件の背景等のためにあえて「同24年12月」に発生したこととし、
ダイヤは旧来のもので記述したのではないかと考えます(時刻表のコピーは『昭和24年12月現行』と印刷して)。
「黒いトランク」は、論理構成やトリックの精緻さ等、評価は高いミステリーであります。

 マロネロ38様
 >「亀田と亀嵩」が出てくる本

 「松本清張」氏作の「砂の器」であります。
映画・TVの映像化ばかりが顕著ですが、昭和30年代に発表された原作は中々の力作でございます。
主人公の「今西警部補」は、捜査のために、「PC羽黒」で「羽後亀田」、「PC出雲」で「亀嵩」へと
往年の急行列車で全国を旅致します。
小生、「亀嵩」の「砂の器」撮影記念像を訪ねたことがございます。
盛夏の折、奥出雲の深緑が心に残っております(「木次線」は言わずもがな、閑古鳥が鳴く有様でした)。

 今回、先達の皆様方の情報から、小生の知りえなかった「鉄」情報を学ぶことができ、心からお礼申し上げます。
機会あれば、「鉄」満点の「ミステリー」をご紹介できればと思っております。

 長々と失礼致しました。
以上、愚妻が「十津川警部」を演じる「渡瀬恒彦」さんの大ファンである「中年客車鉄ちゃん」でございました。



投稿者 雑魚
投稿日 2010年11月18日(木)16時35分25秒
タイトル 更に 「どらく」 ネタ
件の「どらく」では、ホーチミン→ハノイ 1,700km、所要42時間超という、余りにも
壮大な客レ紀行も掲載されており、かなり読み応えがありました。

特に印象深いのは、予讃線や土讃線、台湾東岸の北・南廻線を思わせる、海際の難所
ハイバン峠です。ダナンとフエ(ともすると、1970年代の混乱期を連想する地名です)
両都市に挟まれたこの峠を挟んで、南北分断時代、鉄路は途切れていたのか、などと
思いましたが、峠北側のフエも旧「南」領で、北緯17度線は、もう少し北側の様です。

画像には、大陸風の「ハエタタキ」も映っていますが、終戦後、統一鉄道が全面的に
復旧した頃には、新規の「ハエタタキ」設置はベトナムでも無かったのでしょうかね。
それにしても、長旅の終焉を飾るべきハノイ到着直前の沿線があの様な「路地」とは、
ある意味、妙な迫力を感じます(^^)

ベトナムの鉄道は電化区間を持たず、さりとて気動車運用も無いそうですが、かかる
地域でも新幹線風の高速鉄道が計画されているそうで、全通の暁には、ホーチミン〜
ハノイは、所要10時間程度となるとか。



投稿者 雑魚
投稿日 2010年11月19日(金)13時33分43秒
タイトル 水戸駅の 12系
昨夜の水戸駅の様子です。たまたま見掛けたものですが「矢祭町民号」運転の予定は
聞いていないし、何か、イベント臨の運転情報を見落としたかと、DJ誌を改めるも、
それらしき記述も無し。ネットを漁ると、どうやら EF510の訓練運転に動員された
事情によるものらしく、珍しく、いわき方面に北上した様です。

既に東北線でも、同様の組み合わせで試運転が行われていますが「北斗星」の作風を
意識したカマと、国鉄風味豊かな側面仕様が持ち味の12系の組み合わせは、賛否両論
ありそうですね。何れにせよ、常磐線でもEF81は見納めという事になるでしょうか。




投稿者 XD1 at Phuket
投稿日 2010年11月20日(土)02時30分55秒
タイトル ベトナム
 確か汽車に乗ったことあります。何年前だろう。既に記憶もあやふや。写真はほとんど失敗。

 かの「地球の歩き方」でベトナム編が初めて出版された頃です。
当時は、「フロンティア編」とかで縦長の一般の国編とは違って、正方形で薄い構成でした。
ただ、鉄道については強力な特集記事があり、それに影響されました。



投稿者 ED76109
投稿日 2010年11月20日(土)23時18分24秒
タイトル 一日遅れではありますが・・・
 おばんでございます。「ED76109」でございます。

 表題のとおり1日遅れでございますが、54年前の「昭和31年11月19日」は、
「トカホセ全線電化完成」の佳節であります。
最後まで残っていた「米原・京都」が電化されて、「はと・つばめ」は「米原停車」が解消。
7時間30分運転が開始されたのでありました。
当然、「はと・つばめ」のPCが「茶からライトグリーン」に変更されるとともに、
「青大将」の名称で親しまれたことは、「釈迦に説法」でございましょう。
また一方で「トカホセ旧客鈍行レ」も「EF58」牽引で、煙とは無縁の旅が実現いたしました。
小生、「トカホセ旧客鈍行レ」の経験は件の「品川・熱海」の「オハフ60」のみであり、所属区は「札イワ」。
遠い遠い想ひ出話であります。

 長々と失礼致しました。
以上、「母校の26年ぶりのセンバツ出場」が「確実」となり、
何とかして「甲子園行」をもくろんでいる「中年客車鉄ちゃん」でありました。



投稿者 ED76109
投稿日 2010年11月23日(火)06時46分24秒
タイトル 国鉄色ミャンマーで第二の人生を・・・
 おはようございます。中2日の連投失礼します。「ED76109」でございます。

 本日付の「北海道新聞」に、「ミャンマー」に輸出される「JR北海道」の特急車両13両が、
22日函館通関から公開された記事が掲載されました。
今回輸出されるのは「キハ182系」及び「キハ183系」が計11両。
「雪だるま」様のご報告にございました「札ナホ」に留置されていた「マニ24系」、「カニ24系」が1両ずつとのこと。
うち、DC4両は、赤とクリーム色の「国鉄色」。
昭和56年から「北斗」や「オホーツク」に運用されて、平成21年10月まで「団体臨時レ」に活躍しておりました。
ただ、第二の人生(車生)を「ミャンマー」でということが・・・。
軍事政権下とあっては、「XD1 at Phuket」様もご乗車なれるか否か、といったところでありましょうか。
とにかくも、東南アジアの鉄路での活躍を祈念致します。

 早朝から失礼致しました。以上、「中年客車鉄ちゃん」でありました。



投稿者 雪だるま
投稿日 2010年11月23日(火)08時57分49秒
タイトル 苗穂工場
先週はじめ朝から電源車2両が工場入口に出されていて、その後姿を消しましたので不思議でしたが
ミャンマーに送られたんですね。
しばらく野ざらしでしたからすっかり退色してました。



投稿者 雑魚
投稿日 2010年11月24日(水)16時13分36秒
タイトル ビルマの ザレゴト
▼ED76 109様:
>「ミャンマー」に輸出される「JR北海道」の特急車両 13両

既に、JR東・西日本や名鉄・三セク数社から、気動車が移転、運行しているとの事。
同国の鉄道路線は、全般的に保守整備が覚束ない低規格気味という事で、転出車両が
どの様な扱いを受けているか、少し心配です。名鉄の気動車とは「北アルプス」用の
キハ8000系の事かと、一瞬、慌てましたが、よく考えたら、三河線や広見線の末端部、
そして八百津線でも、レール・バスが運用されていましたっけ。

> 軍事政権下とあっては「XD1 at Phuket」様も御乗車なれるか否か、

悪名高い「泰緬鉄道」は、国境の前後で途切れて久しいですが、この経路を踏襲して、
ナムトク〜ヤンゴンで路線設置の構想が「一応」ある様で XD1様に於かれましては、
状況を見届けて頂くべく、末永く、タイに御逗留を頂いて………などと、勝手な事は
申しません(^^)ミャンマーでは、鉄道撮影は運行当局の許可が必要らしく、最近の
同国絡みの報道内容や外務省の渡航安全情報に鑑みても、気軽に鉄道旅行を楽しめる
雰囲気ではなさそうですね。



投稿者 XD1 at Phuket
投稿日 2010年11月25日(木)13時43分31秒
タイトル ビルマ
 なんか呼ばれてしまったような気がします。1996年に一回だけ、単に個人の観光旅行で行ったこと、あります。
汽車には乗りませんでしたが、こんな写真が残っていました。
2枚目、3枚目は一部拡大ですが、当時の雰囲気が伝われば、と思います。

 とにかく人が良くて、好印象を受けた国です。古い話です。今はかなり変わっているようです。

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 当時のビルマに詳しい人によると、人々にとって何よりも宗教と家族を大切にして、
豊かな熱帯雨林の恵みを受けて米を食べる生活が第一であるとのこと。
このような生活が出来るのなら、非民主的軍事政権でも、まあ許容される雰囲気もあるとのこと。
 日本的、欧米的発展や民主化から遅れているかもしれないけど、それは第一ではないとのこと。

 アウンサン・スーチーのことも話題になりますが、彼女の夫はかつての植民地支配国の英国人であり、
それが全面的に悪いということでも無いのですが、異質の外国的要素、英国の覇権主義という側面も一部には確かにあり、
評価にはかなり慎重になる必要があります。
 良し悪しです。英国的であるが故に良いという側面も、一部にはあるのでしょうが。
 日本の報道でアウンサン・スーチーを迷わず100%全面的に良しとするものは、理解が浅いように思います。

 軍事政権は、良くない点も多々あるものの、少し前まではとにかくビルマ人でありました。

 現在は中国の影響が強まっているものの、中国は「宗教は毒だ」の国で、
チベット同様に宗教を弾圧しているので、これは問題です。現政権に対するて賄賂、汚職、腐敗なども。





 
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