倶楽部メモ:客車倶楽部過去ログ集:客車列車の旅
倶楽部メモSP
国鉄客車開発記1950
掲載写真のカラーエラーについて



倶楽部メモ(309) 平成18年 2月24日〜 2月27日

投稿者 なかむら
投稿日 2月26日(日)10時30分1秒
タイトル 国鉄客車開発記
なかむらと申します。
はじめて、書き込みさせていただきます。

先日、鉄道ピクトリアルの国鉄客車開発記1950を購入して見ていたところ少し気になるところがありました。

2ページ目のオロ35更新車の写真の手前に連結されているオハ35(?)の色が、どう見ても青色にしか見えません。
撮影日は1956-11-17となっていて、所属標記や窓下の等級標記はその時代のように思えますが、青15号塗装はもっと後のはず。
後の時代に何らかの理由でリバイバルしたときのものかとも思いますが、よくわかりません。

どなたかこの写真についてご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教示お願い致します。

投稿者 青列車
投稿日 2月26日(日)21時11分46秒
タイトル 【書籍】単なる誤植では?
お邪魔しますm(_ _)m
>>なかむら様
お尋ねの件ですが、単純な誤植ではないでしょうか?
例えば1966年11月17日だったとしたら如何でしょうか?
昭和41年の時点であれば、青塗りの一般型客車は存在していました。
ただ、その時点で果たして並ロザがあったか?となると生憎私は存じません。
以下推測になりまして恐縮ですが…
43−10の時点ではおそらく並ロザは絶滅=例外があるとすれば113系用のサロ車?=していたものと思われますが、
彼らが本格的に格下げ改造を受け出したのはおそらく1960年代になってからと思われますので、
一時的に両車が手をつなぐ事はあったのではないでしょうか?
殊に東海道本線東京口や伊東線はロザ需要が高い=現在でも通勤列車と雖もロザを編成し、
グリーン定期の利用客も多く、時間帯によってはグリーン車に立ち席客がいる=のですから、
或いは伊東線直通の週末臨時急行や、本線のローカル駅への郵便荷物輸送用にマニ・オユを挟んだ長距離鈍行などに
ロザが連結された可能性があります。
(1967年の時点で東京発大阪行き143レにはスロ51が連結されていました。
仮にもリクライニングシート装備の特ロですが、冷房化対象外だったので或いは並ロ扱いだったのかも知れません)。

さて、ココまで記載して気がついたのですが、オロの帯にII、オハの窓下にIIIの記号がありました。
2等急制以降後にもこの記号があったのでしょうか?
もし、そうでなかったとするとまたまた「?」ではあります。或いは?
原版をCG解析する際、このオハ車の車体塗装を青と見間違え、印刷の際この色で再現してしまったのでしょうか?
(ぶどう色2号と青15号は彩度があまり違わないのか?
光線状態によっては肉眼でも茶色が青に、青が茶色に見えることがしばしばありました。
カラーフィルムに残された画像だと更に保存状態によってその辺が紛らわしくなります)。
誠に申し訳ありません。レスを書きながら私も判らなくなってしまいました。

投稿者 クモイ103
投稿日 2月26日(日)22時42分29秒
タイトル Re2:国鉄客車開発記
 なかむら様、はじめまして。青列車様、いつもお世話になります(^^)/。

 くだんの写真、青列車様ご指摘のローマ数字による等級標記や、側面右端の形式標記に重量標記、
そして青いオハ35?の同時点滅器標記などから、昭和34年の塗色規程改正以前のものと思われます。
> 原版をCG解析する際、このオハ車の車体塗装を青と見間違え、印刷の際この色で再現してしまったのでしょうか?
…との青列車様のご推察、私も大いにアリだと思います。
(ところで青列車様、ローマ数字は機種依存文字で、半角カタカナや丸数字などと共に御法度ではなかったでしょうか?)

 私自身は「色の道」は疎いのですが(変な意味ぢゃないよ(^^;)、
先日まさにこの写真のことが知人と話題になり、最近の印刷技術では色調が自由に調整できるだけに、
編集者の認識が間違っていればその間違い通りのカラー写真が出来てしまう…と聞きました。
 今回の「アーカイブスセレクション10」、まず表紙からして色が変ですね。
どーんとアップのマイネ41の塗色は本来「ぶどう色1号+クリーム帯」のはずですが、
まるで「ちょっと褪せたぶどう色2号+薄汚れた白帯」ですね。
1枚めくってP.1、上のマイテ39も下のスハフ43も、
そしてP.2上段の「彗星」の客車もみな「変なぶどう色2号」になっています。
「彗星」の写真解説には「クリーム色」という言葉があるにもかかわらず、写真はしっかり「汚れた白帯」です。
 そうしてみると、なかむら様ご質問の写真についても、
こと色調に関する限り、全く信憑性は認められない…というのが私の感想です。

 最近のピクトリアルでは、いわゆる在来型客車を指して「雑客」などという言葉を平気で使う場面もあり、
編集部に「客車を知っている」人が一人もいないのでは?と思ってしまいます。
 どうした?!鉄道図書刊行会!

投稿者 青列車
投稿日 2月27日(月)00時13分17秒
タイトル 機種依存文字の件
>クモイ103様
色の考察、フォロー有難う御座います。
ところで、ローマ数字dせすがご指摘の通り機種依存文字である事は存じております。
私の環境はWindows2000ですから、もしそのままローマ数字(丸囲み数字等も含めて)変換してUPしますと、
特にマック系ユーザー各位にご迷惑になると思い、拙文ではアルファベットの「i」を半角英数大文字で代用しました。
先の発言での「II」、「III」の表記は「i」です。どうぞご安心下さいm(_ _)m。

他誌でも例えば鉄道ジャーナル誌あたりでは1980年代後半以降だったかと記憶していますが、
10系以前の客車(厳密にはナハ10とその一統を10系と呼ぶのも「ダウト!」でしょうか?)(^^);
を指して「雑形客車」と呼ぶ記事が散見されました(某レールウエイライターの先生もその著書で触れられていました)。
仮にも省制式のクルマに対して雑形とはなんたる無礼!と思いましたが(^^);、
ピクトリアル誌上ですらその表記が見られるようになってしまったとなると残念です。
編集部が以前の場所にあったなら直ちに意見しに行くのですが…
(以前は新国際ビルにあり、ナショナルトラストの事務局と同じビルでしたので、訪ねることは容易でした。)
今は移転してしまい、行き辛くなりました(^^);
おっと、この話題は過去ログにも残っていると思いますがこちらさまでは散々既出の話でしたね(^^);以下自粛m(_ _)m

さてそうなると…益々謎が深まってしまいましたね。この写真

投稿者 スイロフ
投稿日 2月27日(月)01時02分12秒
タイトル Re2:国鉄客車開発記
こんばんは、スイロフと申します。

件の写真ですが、ロの等級帯の色も薄緑色に見えますね。
薄緑色も薄青色も退色したカラー写真では同じような色に見えますから、間違って色修正されたのかもしれません。

投稿者 クモイ103
投稿日 2月27日(月)08時18分40秒
タイトル Re3:国鉄客車開発記
 昨夜の書き込み、日頃のうっぷんの八つ当たりになってしまい、一夜明けて顔から火が出る思いです…。

>なかむら様
 私は昨日申し上げたような認識でおり、全くの推測ですが
「実はみなぶどう色1号だが、オロ35は出場直後のピカピカ、右側のオハ?は退色または汚れている」と思っております。
しかし、なかむら様ご自身がもし納得いかなければ、編集部に直接問い合わせされてはいかがでしょうか?
 一般に、情報を発信する立場の人は、受け手から直接反応があれば喜ぶものですから。
(私はすでにブラックリストに載ってる可能性がありますので…(笑))

>青列車様
 ローマ数字の件、よく確かめもせず失礼いたしましたm(_ _)m。
 「系」の件、私は最近、誤解されやすいと思う時にはよく「いわゆる」をつけています。
昔、国鉄で頻繁に争議があった頃、TVニュースで「『いわゆる』順法闘争」という表現がありましたよね。
TV局としてはその言葉の意味内容を認めないけれど、
単なる“符号”として便宜的に使ってやるんだぞ…という意図の現れでした。
…なんて話は深入りするとヤヴァいのでやめときませうね(^^;。

>スイロフ様
 こちらでははじめまして。よろしくお願いします(笑)。
 そうそう、オロ35の帯色もそうでしたね。書き落としていました。
くだんの写真が最初に目に入ったとき、「オロ35の近代化改造車はナハ10並みにぶどう色2号で出場したのか?」
と思ってしまいましたが、次の瞬間帯色の矛盾に気付き、写真の色ってアテにならんものだなあ…と脱力したものです。

>鉄道図書刊行会様
 勢いにまかせた暴言、失礼しました。
客車に関してはミスだらけのムックが世にはばかる中、貴会の出版物が頼みの綱です。
今後も一層正確な情報を世に広めていただきますようお願いします。

投稿者 青列車
投稿日 2月27日(月)12時57分28秒
タイトル 蛇足ですが
またお邪魔しますm(_ _)m
件の写真再度見返しました。
オロ35の右隣、「準急」?のサボの入った戦後型オハ35。
窓から僅かに見える座席の背ずり、原型のままのニス塗りです。
確かに後年、旧型客車の晩年期には塗装は青塗りのクセに車内はニス塗りなんてクルマはゴロゴロ存在しましたし、
今も大井川鉄道に残るオハ35837は(屋根の端処理はこのクルマとは違うタイプですが)車体青塗り車内ニス塗りです。
然しながらこの当時の(というか、1960年頃から始まった)体質改善車は、内装を軽量客車や新性能電車並に近代化し、
特に優等列車に継続使用する際見劣りがしないように…というのが目的だったと愚考しています。
青塗り車なら当然ながら内装も塗りつぶしなりデコラ張りなり変更され、座席の枠も塗装されていました。
前発言でも触れた標記や、他の方々のご発言からもある通り、この車体塗装は「ダウト!」の感が強くなりました。
(今の画像処理技術をもってすれば、かつてのカラー写真や印刷物など、
退色・変色の著しいものを復元することは不可能ではなくなりましたが、
それだけに一歩間違うとありえない画像を「でっち上げる」こともできてしまいます。
RMM誌上や、ネット上では工夫を凝らした「ウソ電」が紹介されていたりします。
洒落や冗談である事が明記されているなら良いのですが、
まやかしの情報がまことしやかに一人歩き…なんてことにならないことを祈ります)。

倶楽部メモ(310) 平成18年 2月27日〜 3月 4日

投稿者 なかむら
投稿日 2月27日(月)21時56分46秒
タイトル Re:国鉄客車開発記
青列車様、クモイ103様、スイロフ様、丁寧なコメントいただきましてありがとうございます。
結論としては、CGでの画像処理の際にぶどう色->青色と間違った修正がなされた可能性が高いということですね。

他のカラー写真でも、コメントいただいているように茶色が明るいぶどう色2号のように見えたり
(実際のぶどう色1号がどのような色か見たことはないのですが)、
帯の色が薄緑に見えたりということも気にはなってはいましたが、
これらはカラー写真の褪色や印刷時の変色などの影響かと思っていました。
ただまさか茶色を青く見間違って印刷されるようなチョンボ(?)がありえるとは思ってもいませんでした。
古いカラー写真の色は、ピクトリアル誌といえども、あまり無条件で信じてはいけないという教訓にすべき事柄なのですね。
実際どうなのか、できたらピクトリアル編集部に確認してみたいところです。

また何かありましたら書き込みさせていただきたいと思いますので、その際にはよろしくお願いします。

倶楽部メモ(317) 平成18年 4月 1日〜 4月 4日

投稿者 安全靴をはいたたぬき
投稿日 4月 4日(火)17時54分30秒
タイトル 亀レスながら国鉄客車開発記の印刷の件
管理人様、大変ご無沙汰しております
昨年まで印刷業界の激流に翻弄されっぱなしだったので、何年振りかの投稿になります
さて、印刷時の色の件について、現物を見ていないので何とも言えないのですが、
赤羽線と埼京線沿線の製版会社を渡り歩いた経験で述べる事にします

画像スキャンをする際には、色が青みがかったり赤みがかったりして方向性が狂わないように、
ニュートラルなグレーにする(もしくはニュートラルな色調にするべき)場所をスキャン対象物から見つけて、
手動でパラメータ(トーンカーブなど)を設定してからスキャンします
古い写真やフィルムについても、同様です
写真の露出を決定する際に、緑系の色や肌系の色を基準にする手法に通ずるものがあります

経験が多分に要求されるスキャナオペレータですが、
入稿時や色校正と呼ばれるやりとりの際の指示がない限り、特定部位の色調をいじる事はありえません
まして、印刷会社側からすると、長年のお客さんなので変な営業をよこさないはずですし、
その営業が協力会社に変な指示を出すのはありえないと思います
とはいえ、フィルムスキャナ時代からの経験者が減りつつある現状では、
不自然な色調の印刷物が出まわる傾向が今後顕著になっていくのではないかと懸念しております

11年前に撮影した北海道久遠郡大成町平浜のスハフ42の画像をついでに投稿します

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