倶楽部メモ:客車倶楽部過去ログ集:客車列車の旅
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初代あさかぜ
初代あさかぜの編成・オハニ36について



倶楽部メモ(261) 平成17年 1月19日〜 1月31日

投稿者 103列車機関士
投稿日 1月29日(土)22時49分46秒
タイトル 初代あさかぜ
みなさまお疲れ様です!
私、初代のあさかぜ編成について興味を持ってます。
ピカピカのナハネ10に二重屋根のマロネとスハニ32となかなか
楽しそうです。
色々編成例を各サイトで見つけましたが、あさかぜ用に改造された
と言うマニ32 91〜93の繋がった編成例を見つけられません
これは登場時に使用された物なのでしょうか?
ぜひ編成に入れてみたいのでご教授お願い致します。

こちらの乗客でNの工作している皆様、最近、旧客も編成ものの製品が
出るようになってまいりました、なんとか被らないように違う編成に
なるようにと考えたりしませんか?

投稿者 クモイ103
投稿日 1月30日(日)00時05分1秒
タイトル Re:初代あさかぜ
 初代「あさかぜ」の荷物車といえば、鋼体化客車オハニ36がまず思い浮かびます。
但し、オハニ63からオハニ36への台車変更が間に合わず、当初の約1ヶ月間はスハニ32が使用されてひんしゅくを買った…
というのも、わりと有名な話ですね。
初代「あさかぜ」には全室荷物車は使用されなかったのではないでしょうか。
 それに対して、「あさかぜ」の翌年に登場した「さちかぜ」は、東京−博多間で全室荷物車を連結していました。
鉄道ピクトリアル第283号(1973-9)に寺本光照氏が執筆されている「国鉄急行列車・愛称変遷史」では、
しっかり型式番号「32」が記されており、これがマニ32 91〜93だったのではないかと思います。

 なお、初代「あさかぜ」の2等寝台車はマロネ40(A・Bロネ)とマロネフ29(Cロネ)で、
マロネフ29は丸屋根の100番台車が主体ですが、2両しか存在しないため、
予備車として二重屋根の10番台車が用いられたようです。

投稿者 103列車機関士
投稿日 1月30日(日)09時43分24秒
タイトル 有難う御座います。
クモイ103殿!
ご無沙汰しております。
スハニ32はホントに短期間でしたのですね、
マロネではなくマロネフでしたね失礼しました!ただいま
マロネフ29 11を製作中です。ナハネ10とのギャップを
うまく表現したいと思ってます。
なるほど、ロングラン用のマニ32 91〜93はさちかぜ、はやともなんかも
考えられますね、有難う御座いました
このさい、この頃の特別急行や急行、皆そろえてしまおうかな?今度オイM1811も
発売されるようなので・・・・

投稿者 ミキスト
投稿日 1月30日(日)10時15分43秒
タイトル Re:初代あさかぜ
固定編成以前の長距離特急にはハニがよく使われてますが,
当時の10系ハザより明らかに劣る設備のハニに固執する理由があったのでしょうか.
全室ニでも良いと思うのでしょうか.
もし牽引の負荷等が理由なのであれば需要からして10系のハニが新製されてもよかったと思うのですが.

投稿者 EF5841
投稿日 1月30日(日)15時04分6秒
タイトル ハ二
特急の「ハ二」、つばめ、はと、かもめの場合、一般の荷物やチッキ扱いのために連結されたのではありません。
「つばめ」なりの乗客の手荷物専用の扱いでした。
そのことから推測するとあさかぜも同様の理由ではなかろうかと思います。

投稿者 クモイ103
投稿日 1月31日(月)00時04分33秒
タイトル ただ者ではないオハニ36
>ミキスト様
 「当時の10系ハザより明らかに劣る設備」とおっしゃるのは、客室設備のグレードという意味でしょうか?
それなら、オハニ36の客室は決して「明らかに劣る」と言う程のものではありませんよ。

 オハニ36(当初オハニ63)は、鋼体化客車ながら、当初から優等列車への使用を前提に、
当時最新のいわゆるスハ43系に準じた客室設備でした。
一方、いわゆる10系ハザも、基本的な思想はあくまでスハ43系の次世代の同格の車両という位置づけで、
例えばボックス座席の間隔もスハ43・オハニ36が1470mm、ナハ10が1480mmと大差ありません。
もちろん、10系が一番新しいわけですから、その分各所に改良点があるに決まっていますが、
当時の感覚ではしょせん特急用のスハ44からは1ランク落ちる一般用車両であり、
その意味ではオハニ36とも「同じ穴のむじな」だったと考えられます。

 そういえば、「かもめ」のハザが昭和32年6月にスハ44系からナハ11系にグレードダウンした際も、
荷物車はオハニ36が使用されました。
以前ここでオハニ36の話題が出たとき、「スハ43系番外編」だと書きましたが、
台車は43系どころか10系並みの新型であり、運用面の実績も考えれば「10系ハニ」の性格すら持っていた、
ただ者ではない形式だったわけですね。

# Nゲージで完成品が出るけれど、買い溜めたT店とY店のキットが…(T_T)

投稿者 ミキスト
投稿日 1月31日(月)12時37分25秒
タイトル Reただ者ではないオハニ36
仰る通りですね.
オハニ36の使われ方をみると,ハザ→ハネ→ロザ→シ→ロネなど,
優等車の順番の一番最後にロネ→ハニのパターンが少なからずあるので,
半室ハザの車内や乗客の雰囲気に興味があります.
食堂車にいくにも優等車を通過していくわけですよね.
ところで当時の長距離列車のなかで,ハニのように貴重であった3等座席は
自由席だったのか,指定席だったのか,どうなのでしょうか.

倶楽部メモ(262) 平成17年 1月31日〜 2月16日

投稿者 今泉
投稿日 1月31日(月)21時48分3秒
タイトル Reただ者ではないオハニ36
こんばんは、ご無沙汰しております。
私もオハニ36のコンバージョンキットを温めていたのですが、ここへきて急遽オハニ63として組んでしまいました(^^;)。
(市販品も予約しました。)
これまで初代「あさかぜ」のN編成化は特に意識していなくて、
マロネ40やマロネフ29(100番台)はコンバージョンを組みましたが、淡緑帯にしてしまっていたり... 
まぁ、いざとなったら青帯に貼り替えれば良いのですが(おっと)。

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