倶楽部メモ:客車倶楽部過去ログ集:客車列車の旅
倶楽部メモSP
乗降用ドア(二段式Hゴム支持窓)の形態について

旧型客車の客用扉のタイプ(各種形態)について




倶楽部メモ(53) 平成12年 7月 9日〜 7月14日



投稿者 やまだ  
投稿日 07月10日(月)01時56分48秒
タイトル 初めまして、Hゴム二段窓について調べてます。
本文  みなさん初めまして、自分は旧客の近代化改造について調べているのですが、
特に今は乗降ドアの形態でHゴム支持の二段式窓のドアについて興味を持って
います。(高崎のスハフ42−2173に付いているヤツです。)
 どうも水戸、尾久など大宮工場で全検を実施していた区所に取り付けている
例を多く見かけるのですが、鉄道ピクトリアルNO.449では
スハフ42−2225に、北陸ではオハフ45−2014に使われていますし、
自分自身1988年頃、仙台や福島に留置されているスハフ42に同様のドア
が使われているのを目撃していることなど不明な点が多くこまっています。
ご存じの方がいらしたら教えて下さい。



投稿者 水ミト  
投稿日 07月10日(月)15時25分04秒
タイトル ドアのHゴム二段窓とオルゴール 
本文

こんにちは。

Hゴム二段窓は2種あって、窓の位置が高いのと低いのです。

ドアにも色々あって、〜工場型とか有るらしいので、
きっとゴム二段もどこかの工場規格なのでしょうね。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ハイケンスって、金属と電子の2種だと思います。




投稿者 やまだ  
投稿日 07月12日(水)00時08分10秒
タイトル 水ミトさん、情報ありがとうございました。
本文   水ミトさん、早速の情報ありがとうございました。
二段式Hゴムドアには窓の取り付け位置の高いものと低いものがあったようですね。
ガラスの寸法は上下併せて標準Hゴムドアの窓寸法と同じだったようです。
確か以前、立ち読みした鉄道誌によると窓ガラスの損傷時に、大きな一枚ガラスを
取り替えるよりガラスを小型化した方が経済的との判断から採用された合理化ドア
だったようです。
今後とも情報をおまちしています。 
 又、車内放送のチャイムですが、自分は旧客に乗ったのは余りにも幼い時のことで
記憶になくて、お役に立てずすみません。



投稿者 多度津の住民  
投稿日 07月12日(水)22時22分07秒
タイトル ハイケンス?
本文

ハイケンスというのは、客車列車が発車後流れてくる”チンコロカンコロ”の事でしょうか?

寝台特急さん
旧型客車のオルゴール音はさんざん聞いたので、音階も憶えています。

ド# ミ ラ ド#’ シ ソ# ミ
ソ# シ ファ# ラ ミ   ミ’
(’は1オクターブ上の音)

1972年、竜華操車場に留置していた客車の車掌室で このオルゴールの
スィッチを見つけ、数回、鳴らして喜んでいました。(もう時効?)

やまださん
客用扉は35系、61系、43系それぞれのタイプがありました。
ところが近代化改造の際、多くの客車がHゴム1枚窓の扉に取りかえられ
1960年代後半で、既にこのタイプが席巻していたと記憶してます。
しかしながら、2段窓のような変種もでてくるもので、私も山陰スジの
オハフ45 2001や2007などを見かけています。破損した折の対応の1つ
の可能性が高いと思います。実際、福知山線の客車がガラスが破損した
まま大阪駅に到着するのを何回か見たことがあります。

小竹さん、以外な所でお名前を見つけました。
小生もこちらに顔を出させて頂いております。
いいネタがあれば小竹さんのHPにお邪魔させて頂きます。




投稿者 やまだ
投稿日 07月13日(木)20時23分05秒
タイトル 多度津の住民さん有り難うございます。
本文  多度津の住民さん、二段Hゴムドアの情報をいただき有り難うございます。
35系、43系の原型ドアは知っていたのですが、61系にもオリジナルのドアがあることを
初めてしりました。
 以前、船岡のオハフ61−2527を撮影したときに43系と同じプレスドアが1つだけ
使用されていたので、てっきり製造時期などから扉は43系と共通なのだと思っていました。
 そして、オハフ45−2001、2007ですが手元の資料(旅鉄61号)によると福知山
に2002も居たようですね。 尾久に2003、2004が57年11月改正まで居て、
その後水戸に移動して廃車になっているものですから、なんとなく首都圏流れ?と思い、
今後の調査対象にして行こうと思っています。



投稿者 水ミト
投稿日 07月14日(金)01時30分55秒
タイトル ドアー
本文

そう言えば、43系でも35系タイプの低位置窓木製ドアが使われていたりしてました。
ドアの使い回しもあったんでしょうね。

61系にもオリジナルのドアってどんなんでしょう?私も初めて知りました。
というより意識してませんでした。




倶楽部メモ(54) 平成12年 7月15日〜 8月 2日



投稿者 多度津の住民  
投稿日 07月15日(土)22時19分59秒
タイトル オハフ45など 
本文

やまださん

2段窓か否か忘れましたが、オハフ45の若番車両について知っている話から。
2001 1975年 山陰線、福知山線で活躍の折乗車 当時 米ヨナ 後に 米ハマ
2002 1978年 草津線で活躍の折、乗車     当時 大ムコ
2004 1978年 長野駅で目撃(クラブの合宿時) 当時 北オク
  6 1974年 急行 屋久島の編成中、目撃   当時 鹿カコ(乗りたかったな!!)
2007 1974年 草津線で活躍の折、乗車     当時 大ムコ 後に 福フチ

水ミトさん、やまださん

61系の乗降用扉の件、図面にて確認しました。
43系用と よーく似ていますが、61系のガラス面がやや大きいのであります。
グリ−ンマックスの模型でもこの辺りは見事に再現されていますね。

35系標準扉装備の43系車輌
名マイのオハフ46 2009が正にそれでしたね。
しかもアルミサッシ車で、そのチグハグが何とも楽しい車輌でした。
模型ファンなら1輌欲しいナンバーですね!




投稿者 やまだ  
投稿日 07月15日(土)23時20分45秒
タイトル 35系標準扉の43系について 
本文

 35系の扉を付けた43系といえば連想するのが鉄道誌の影響からか北海道の44系です。
 多度津の住民さんの御指摘のような側面の窓枠はアルミサッシで近代的なのに扉は・・・
といった車両が昔の鉄道ジャ−ナルや、その別冊で見たことがあります。
(旧客も田舎の仙台や東京近郊のモノ以外本でしか見たことが世代なので
せめて、10年早く生まれていたらな・・・と思います。)

 さて、昨日自分は初めて新橋交趣会に行ったのですが、そこで立ち読みした
古い鉄道ジャ−ナルに、高崎に居たスハフ42の初期車を徹底的に軽量化した2005?
もしくは2006?の写真を見かけました。
 側面の全て、車掌窓もアルミサッシにされた姿でありながら昭和46、7年の当時は塗装
が茶塗りのままの姿で載っていて、近代化された車体との対比が面白いものがありました。




投稿者 伊藤正宏  
投稿日 07月16日(日)01時30分27秒
タイトル 旧客の扉について 
本文  皆さん、こんにちは。
 旧形客車の扉について盛り上がっているようでしたが、私が知っている昭和60年以降の
残留車だけを見ても、色々なタイプの扉の客車が存在してました。
弊サイトで掲載している写真でも、
アルミサッシに木製扉付きのスハフ42 511など、
アルミサッシにプレス扉付きのスハ45 24など、
窓ガラスなし扉付きのオハフ33 1011など、
窓位置が高い木製扉付きのオハフ33 1002など様々なものがありました。
Hゴム付きでも窓の大きさに種類があったり(弊サイトのオハ47 2188が一例)、
Hゴム付き窓に保護棒が付いていたり(弊サイトのオハフ46 506が一例)、
二段式のHゴム付き窓があったり、非常に雑多なものでした。
 オハ61系のプレス扉がスハ43系のプレス扉と窓サイズが違うとは知りませんでした。
手元のプレス扉付きオハフ61形とスハ43系の写真を見比べてみます。
投稿者のホームページ



投稿者 やまだ  
投稿日 7月20日(木) 2時 6分46秒
タイトル 61系のドアについて古いメモから
本文  61系オリジナルドアについて古いメモによると確かに確認しているようです。
調査年月日は1989年8月3日、場所は旧長町操車場構内の旧長町貨車区においてです。
車両はオハフ61−2706、仙フク、茶色です。
 この車両には件のドアが3枚も使用されていて、唯一、洗面所横のドアだけが
標準Hゴムドア(ひょっとしたら大Hゴムかもしれませんが・・・)でした。
貫通扉は船岡の2527と同タイプのモノ、便・洗窓は原型木枠の白マドです。
 その他のメモによると、郡山工場に保管されているオハフ61−3055も
どうやら61系オリジナルドアを最低1枚は取り付けているようです。
 もし良かったら2706を模型で再現してはいかがですか?


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