倶楽部メモ(659)
平成23年 6月23日〜 7月 1日

中国のPCレポート ・ 寝台車によるイベント列車


投稿者 きむたお
投稿日 2011年 6月23日(木)23時37分27秒
タイトル 客車列車乗車記録
みなさまこんばんは。

さて、先週土曜から今週火曜にかけて出張に行ってきました。
その際、ほんの40分程度ですが、客車列車で移動しましたので報告します。

2011/6/19
2073/2072次(済寧始発、北京西行き)
↑  DF4D0188(ディーゼル機関車、聊城まで)
北  DF110421(ディーゼル機関車、聊城から)
京(17)YZ25G344507(聊城→臨清:乗)
西(16)YZ25G344341
 (15)YZ25G344515
 (14)YZ25G343451
 (13)YZ25G344505
 (12)YZ25G343526
 (11)YZ25G344088
 (10)CA25G892929
 (9)RW25G553403
 (8)YW25G668736
 (7)YW25G669864
 (6)YW25G668716
 ( )YW25G673007
 (4)YW25G668719
 (3)YW25G673065
 ( )XL25G205262
 (□)KD25G998041

*列車番号は切符には「2072」としか記入してありませんが、時刻表には「2073/2072次」とあります。
*( )内空白は、編成チェックした進行方向左側に号車札が入っていませんでした。
*最後尾の空調発電車の号車札は無地の札が挿してありました。


私が乗車した聊城駅で機関車の交換がありました。日本では客車列車の減少とともに見る機会もぐっと少なくなったシーンですね・・・。
もっとも、実際に連結するシーンは駅員から早く乗車するように言われたために見届けられなかったのですが、
連結したときの「ガツン!」という衝撃が嬉しかったです(^^;)

なお、今回の出張先は今年の3月と同じでした。
しかし、3月は4本の客車列車に乗れたのが、5月のダイヤ改正で前回停車した駅が通過扱いになったりして使えなくなってしまったようで、
今回はこの1本しか乗車できませんでした。
(ちなみに、今回は長距離バスでの移動になりました)

写真は、



1.乗車したYZ25G344507の車内。



2.下車した臨清駅に停車する同列車。



3.KD25G998041を最後尾に臨清駅を後にする同列車。

▼ マロネロ38様
かつての城端線、氷見線の話、非常に興味深いです。また、いろいろと聞かせてください!
さて、キサハをキハ17で挟んだ編成で思い出しましたが、平成になって12系改造のキサハ34が登場したときには驚いたものです。
同車は氷見線のみ、しかも、平日朝のラッシュ時間のみの運行でなかなか乗りに行けず、乗車がかなったのは廃止になる1週間前でした。
非力なDMH17×3台で4両編成を動かしていて、加速が非常にかったるかったのと氷見線で「客車」に乗れて嬉しかったのを覚えています。
(本当の客車は私が小学生時代に廃止、その後、2002年にC56牽引の12系客車で乗ることができました)
客車改造気動車といえば、札沼線もだいぶポールが建ちはじめたようですね。
今のうちにもう一度行っておきたいと思いますが、上海−札幌便は非常に高価で、今の自分にはなかなか難しいところです。



投稿者 ED76109
投稿日 2011年 6月25日(土)19時48分13秒
タイトル 札沼線点描
 おはようございます。「ED76109」であります。

 まず、少々遅きにありますが、昨日の「上下のトワイライトEXP」は東北地方の集中豪雨のため、ウヤとなっております。
撮影等の皆様方、ご注意下さい。


 きむたお様
 >客車改造気動車といえば、札沼線もだいぶポールが建ちはじめたようですね

  小生、中国のPCレポートを楽しみにしております。
前述しておりますが、「北京・モスクワ」、「北京・ウルムチ」等々・・・、長距離レの宝庫でありますね。
退職後は夢が拡がります(とは言え、後1○年後です)。
  さて、「札沼線」ですが、ポールが完全に立ち並んでおります。
特に「非電化の高架複線駅」であった「新琴似」は、結果変哲のない、平凡なシチュエーションの駅となってしまいました(残念)。
これも前述しておりますが、「キハ141」が「レッドトレインの成れの果て」であります。
当地では、旧客の時代から「PCのDC改造」がありましたが、以前小生が質問させていただいた限りでは、
「ホエ7300」様の「小樽発幾春別行」の「キサハ」が秀逸であると思っております。
小生の勤務校からクルマで10分の辺りに、「石狩川鉄橋」が見渡せる堤防がございます。
昨年の夏、隣接校の出張の帰路に立ち寄りましたが、夕焼けの鉄橋を走る「キハ40」等に爽やかな感動を覚えました。
「きむたお」様のご来道をお待ちしております。

 長々と失礼致しました。以上、首位奪還に燃える「道民球団応援団」である「中年客車鉄ちゃん」でありました。



投稿者 マロネロ38
投稿日 2011年 6月26日(日)09時02分1秒
タイトル 中国の客車
きむたお様
ご乗車のYZ25G344507車内ですが、2+3の日本の新幹線式座席は解りますが、天井にある
「明り取り窓」みたいなのはなんですか?もしかしたら客室灯?
旧満鉄「あじあ」見たいに外観円屋根で内部が凸天井で冷房ダクトがつけてあった
見たいな感覚ですね?でもYZ25G344507は少し重苦しい感じか?
それにしてもPC全盛の中国が羨ましいですね。尤も運転区間が長いからPCでないと何かに
不便な事もあるでしょうが。乗客もPCの方が疲れないし。
氷見線のキサハ34は外部から撮影して居るだけですが、12系で通学なんて富山大や
高岡高校、高岡工芸高校の学生、生徒連中幸せな時代があったのだな?と----
オバQやドラエモンは精々オハ31かオハ61時代だったでしょう?



投稿者 ガンバレール9
投稿日 2011年 6月26日(日)11時37分43秒
タイトル SL寝台による鉄道復権を
かなり久しぶりの書き込みにて失礼します。ブルートレインと国鉄形をこよなく愛する私、ガンバレールナインと申します。

JR東日本が、先般のD51故障によって急きょ、SLを増備するのはたいへんうれしいですが、
かつてSL列車には不可欠ともいえた12系はすでに少なく、肝心な客車が不足しているようです。
 私はもはや、ブルトレ客車こそがSLに連結出来る客車としてふさわしいのではないかと思うのです。
 JR東日本が、元北陸号の14系か、JR九州から元富士はやぶさ号の14系寝台車6両編成1本程度を買い取り、
復活予定であるC61−20号機の客車としてそのままの姿で活用し、
SL「特急」ゆうづる号を常磐線いわき〜仙台間に「復活」させるというのが私の大いなる夢の一つです。
 蒸気機関車の列車に乗るには、座席指定券はJR北海道や九州でもせいぜい800円程度、
やまぐち号やばんえつ物語号では510円で済んでしまいますが、
今後の要員確保などを考えるともっと高い料金を取っても良いと思うのです。

 SL「特急」料金を新設しても、集客効果、および沿線周辺への経済効果、
さらには、子どもたちへの教育作用は極めて高いことでしょう。
 このような趣旨を込めて私ガンバレールナインは日々、鉄道界のSL大好きな重鎮の方などに会い、
粘り強く訴えて続けております。
 固定窓の特急形客車は、ばい煙が洋服につくことを嫌がる現代人にはむしろ好都合で、
そもそも、ブルートレイン富士はやぶさは、山陽本線でC62、
九州管内ではC61などの蒸気機関車が先頭に立っていたのが始まりでした。

 空き缶宰相は、高速道路無料化という愚策を推進しています。
これは、鉄道離れに拍車をかけるのみならず、地球温暖化防止に逆行するだけの暴挙そのものであり、
子どもたちの教育の点からみても、マイカー社会の到来・車が王様のような世の中は問題視されるべきでありましょう。
鉄道も、そして世の中も大難の時代を迎えておりますが、
だからこそ、鉄道は原点であるSLとブルートレインが再び手を取り合って、「鉄道復権」を行う好機、
大難から大善へと昇華するべきチャンスかと思うのです。
北陸号の客車が、願わくば残存し、SLと手を組んでほしいと願ってやみません。
投稿者のホームページ



投稿者 きむたお
投稿日 2011年 6月26日(日)22時42分34秒
タイトル 南陽発上海行き快速
▼ ED76109様
札沼線、すでにポールが建ってしまいましたか・・・。
私の思っていた改造気動車はもちろん、キハ141とかの一連のクルマであります。
外観的には気動車としてもキハ22・24・46とかを近代的にした感じで好みのスタイルです。
もともと51系は低い屋根に小さい窓ですっきりした印象ですが、
北海道DC標準色になってその印象はより一層洗練されていると思います。
2000年夏だったと思いますが、滝川からJRバス(日野ブルーリボン)で新十津川に抜け、
キハ40 400番台の単行からそれら51系に乗り継いだのが懐かしく思い出されます。

▼ マロネロ38様
コメントありがとうございます。
YZ25Gの車内ですが、普通の丸天井で中心に乳白色のカバーで覆われた蛍光灯照明がついております。
写真で二重屋根の明り取り窓に見えるのはその照明カバーに側窓が反射しているものです。
空調はおっしゃるとおり、屋上にダクトを通し、車端にある空調機(座席車は両端に2台、
その他は片端に1台)から冷風を導いていますので、日本の14・24系寝台車と同じような感じです。
12系の通勤でうらやましいと言えばかつての青森−盛岡のローカルを思い出します。
コンパクトなED75がオハフ13-オハ12-オハフ13といった短編成を牽引している姿もなかなか似合っていて好きな列車でした。

さて、本日は雨予報に反して曇り空でしたので列車を見に行ってきました。
今回も撮影による編成記録に挑戦しました。

2011/6/26
K1108/1105次(南陽始発、上海行き)
↑  DF4D0519(ディーゼル機関車)
上(18)KD25G999014
海(17)YZ25G349247 P
 (16)YZ25G349258 P
 (15)YZ25G343929
 (14)YZ25G345096
 (13)YZ25G349870 P
 (12)YZ25G345151
 (11)YZ25G349854 P
 (10)CA25G893162↓
 (9)RW25G552160↓
 (8)YW25G670374↓
 (7)YW25G669608↑
 (6)YW25G674686↓P
 (5)YW25G670383↓
 (4)YW25G668556↓V
 (3)YW25G674969↑P
 (2)YW25G669472↓
 (1)YW25G670401↓

*「↓」は屋上空調機のある向き
*「P」はプラグドア装備、「V」は屋上に多数の通風器有り

コンパクトデジタルカメラでの連続撮影はなかなか苦しいのですが、なんとか記録を取れました。
DF4Dが重々しい音を響かせて通過したあと、フラットも無く車輪の転動音のみが続き、
やっぱり客車はいいなぁ、と思う次第です。
写真は、



1.1台だけベンチレータが多かった4号車



2.最後尾の1号車(4号車とは同形式)



3.9号車の軟臥車(日本で言うA寝台車)
です。
いずれも上海西→上海にて。



投稿者 きむたお
投稿日 2011年 6月26日(日)22時55分54秒
タイトル 北京発上海行き特快(その1)
連投失礼します。
11時台に2本続けてやってくる特快のうちの1本目です。
以前にRW(ロネ)を2台組み込んでいると書きましたが、この列車は1台のみでした。
誤った内容を書きましたこと、お詫び申し上げます。

2011/6/26
T103次(北京始発、上海行き)
↑  SS90195(電気機関車)
上(1)KD25K998570
海(2)YZ25K348460
 (3)YZ25K346918
 (4)YZ25K346916
 (5)YW25K670188↑
 (7)YW25K670187↑
 (8)YW25K672384↑
 (9)CA25K892820↓
 (10)RW25K552978↑
 (11)YW25K672397↑
 (12)YW25K672380↓
 (13)YW25K673607↓
 (14)YW25K670085↑
 (15)YW25K672382↑
 (16)YW25K672378↑
 (17)YW25K670091↑
 (18)XL25K205902↓

*「↓」は屋上空調機のある向き

この列車、座席車の連結が少ないこと、北京−上海という区間を走っていることなど、
なんとなく、「銀河」を思い浮かべてしまいます。

写真は、カッコイイSS9(韶山)の後期型が牽引する同列車です。(上海西→上海にて)





投稿者 きむたお
投稿日 2011年 6月26日(日)23時15分34秒
タイトル 北京発上海行き特快(その2)
引き続き、2本目の特快です。
こちらはRWが3台つながっており、そのうちの1台は高級軟臥と呼ばれるRW19Kであります。

2011/6/26
T109次(北京始発、上海行き)
↑  SS90003(電気機関車)
上(_)KD25K998713
海(4)YW25K673669↑
 (?)YZ25K348734
 (?)YZ25K346221
 (?)YW25K673657↑
 (?)YW25K673649↑
 (7)YW25K673668↑
 (8)YW25K673671↑
 (9)CA25K893034↓
 (_)RW19K553313↑
 (11)RW25K553334↑
 (12)RW25K553332↑
 (13)YW25K673666↑
 (14)YW25K673667↑
 (15)YW25K673660↑
 (?)YW25K673653↑
 (17)YW25K673661↑
 (18)XL25K206090↓

*「↓」は屋上空調機のある向き
*号車表示(?)は不明、(_)は号車サボなし
*KDは25T系列(?)に準じた塗装。

写真は、



1.垢抜けないスタイルのSS9初期型の牽引する同列車。



2.色違いの空調発電車。



3.高級軟臥のRW19K。間引かれた側窓がタダモノでない雰囲気を醸し出しています。


▼ ガンバレール9様
蒸気機関車牽引の寝台列車、良いですね。
本当なら20系が最高なのですが、電源車の保守など24系にもついてまわる問題がありますので
やはり14系が手ごろでしょうね。
4両編成ぐらいで良いので実現すれば楽しいと思います。
昼間の運転でもセミコンパートメント的な雰囲気で、グループで乗れば楽しい列車になると思います。



投稿者 雑魚
投稿日 2011年 6月27日(月)12時51分52秒
タイトル 12系 雑感
氷見線における、12系改め「キサハ34」の言及がありましたが、ミレニアム直前まで、
久大線では「白帯仕様」が、定期運用されていましたね。1990年代の半ばまで、岩手・
青森県域の東北線の主力だった準近郊型「白帯無し」と比べ、風格を感じたものです。
その時期、12系による普通列車は、少数ながら山陰線にも存在し、後藤工場出入りの
回送スジを兼ねた為「チンドコ編成」が間々見られ、名物だったそうな。

その12系も、青地に白帯塗装の原型仕様は、今や高崎と宮原に一編成ずつ残るのみで、
新幹線の金沢・新函館延伸の際に、最悪、ブルトレが全廃されかねない状況を思うと、
ガンバレール 9様が提案された様に、尾久などに燻る寝台車を、SLイベント列車で、
積極的に運用すべきかも知れません。ただし、ボックス席に比べるとアコモの制約が
大きく、用途は限定されるでしょうけれど。

六月恒例の、水郡線に直通する団臨運用は、今年も無さそうです。最早、臨時列車を
仕立てる状況に無いとしたら、寂しい話ですが、或いは、震災の影響かも知れません。
震災と云えば、ガンバレール 9様御提案のSL「ゆうづる」復活は魅力を感じますが、
原発「工程表」が予定通りに進捗したとして、地元住民を帰還せしめる安全確保には
なお一定の時間を要すると思われ、その頃には、余剰寝台車がある程度、淘汰されて
いるかも知れません。

そもそも、651系を新型車両に置き換え、E 653系の運用を、いわき以北の区間特急に
限定するという、当初の置換計画、それ自体、どうなる事やら?

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ED76 109様の言及に関連して、資料を改めますと、札沼線はすっかり様変わりして
いる様ですね。北海道医療大学前後の運転本数の落差から、部分電化後の以北区間が、
七尾線や能登線と同様の経緯を辿るのではないか、という思いを、払拭できませんが、
そもそも、川向こうに滝川駅を擁する新十津川駅での乗降者が、どの様な利用動機に
基くのか、永らく疑問なのでした。

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掲出画像は、本日、試乗公開が行われた北京〜上海の新幹線………かと思いましたが、
良く見ると少し違う様です。駅からそう遠くない所に 中華街はありますけどね(^^)





投稿者 理左衛門
投稿日 2011年 6月27日(月)20時20分46秒
タイトル 寝台車によるイベント
雑魚様
以前一ノ関駅で、24系3両を使った「快速・ドラゴンレール」号を見ました。
祭りに関連して、定期の快速を客車にしたものらしいですが、24系だとデットスペースである電源車がつくのが欠点ですね。
とはいえ、まるでプラレールか模型の「基本セット」のような編成で楽しかったです





投稿者 きむたお
投稿日 2011年 6月27日(月)20時51分9秒
タイトル 上海発石家庄行き快速
皆様こんばんは。
昨日チェックした編成がもう1件ありますので報告いたします。
(思えば、約9ヶ月分の記録をしたメモ帳紛失事件から2年が経過いたしました。
その中でも客車列車の記録が失われなかったのは、こちらのサイトの存在のおかげでありまして、
改めまして、管理人様と参加者の皆様に御礼申し上げます)

2011/6/26
K234/235次(上海始発、石家庄行き)
↑  HXD3C0137(電気機関車)
石(1)XL25G206805↑
家(2)YW25G677727↓
庄(3)YW25G677763↓
 (4)YW25G677767↓
 (5)YW25G677769↓
 (6)YW25G677766↓
 (7)YW25G677765↓
 (8)YW25G677761↓
 (9)YW25G677703↓
 (10)RW25G554715↓
 (11)CA25G893584↓
 (12)YZ25G351684
 (13)YZ25G351728
 (15)YZ25G351718
 (16)YZ25G351725
 (17)YZ25G351726
 (18)YZ25G351720
 (19)YZ25G351723

*「↓」は屋上空調機のある向き

近代的な「和諧」表記のある電気機関車の牽引する25G系列です。

写真は、



1.HXD3Cの牽引する同列車。



2.餐車。このクルマは調理室と食堂の窓のサイズが同じで、一見すると寝台車に見えます。



3.雑魚様ご紹介の写真の色違い、本年4/30撮影のCRH3です。



投稿者 マロネロ38
投稿日 2011年 6月28日(火)09時23分20秒
タイトル 12系の事
白帯入りと無しの混結は紀勢本線や播但線の姫路−寺前間、福知山線にも走っていました。
ベンチレーターの通風効果が良すぎるのか?就役して暫くしてダクトから外気を横に
逃がすL型金具が両側に取り付けられていました。

北陸本線の臨時急行などは-----「加賀」、「立山51−2号」がL型金具付でした。
定期列車でも急行時代の「日本海」501-502レが同じでした。



投稿者 雑魚
投稿日 2011年 6月28日(火)14時44分15秒
タイトル 大船渡線の ブルトレ
▼理左衛門様:

御掲出の編成は、2009年の夏に運転されたものですね。政治的な駆引きの産物である
陸中門崎〜千厩の迂回区間(TV朝日「探偵!ナイトスクープ」のネタになった事も
あるそうですね)を含め、線形が総じて屈曲気味の大船渡線にあっては、道路事情を
弁えていれば、先回りで、複数の撮影ポイントを確保できた事と拝察します。

同列車は「楓村通信」なる頁の「ブルトレ24系初入線!〜大船渡線・2009年夏〜」に
詳しい紹介がありますが、脇ノ沢〜小友や下船渡〜大船渡での、太平洋を背景にした
風光明媚な構図が、今回の津波災害で大きく損なわれたのは、痛ましい限りです。

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宮古市田老地区の例にある様に、過去の津波被害を教訓に設置された堤防が、今回は
必ずしも効果を発揮できなかった事を受け、防災行政は「災害を防ぐ」から「災害を
最小限に抑える」べく、方向性を転換しつつある様です。この結果、市街自体の高台
移転が取り沙汰されており、市街に接して駅を構えて何ぼの鉄道も、新規敷設に近い
感覚で復旧を図る事となり(それを機に、せめて屈曲経路の是正、延いては速達化が
達成できれば良いのですが)これに予算の制約を加味すれば、気仙沼線や大船渡線の
運転再開には、相応の時間が掛かると思われます。

盛で接続する三陸鉄道南リアス線についても、設立区分の経営体力ゆえに、復旧には
手間取りそうですが、やはり盛で接続する岩手開発鉄道は、11月を目処に復旧すると
地元紙で報じられたそうです。旅客営業を廃止して、20年近く経つ為、最近の動向は
存じませんでしたが、貨物導線の復活が、復興の一契機になる事を、祈るばかりです。



投稿者 きむたお
投稿日 2011年 7月 1日(金)09時03分22秒
タイトル 北京−上海 高鉄開業 による客車列車削減
昨日、表題の高速鉄道が開業しました。
当社内でも、下記のリンクが配信されました。

http://shike.gaotie.cn/jinghu/

ペ−ジ内の「高鉄時代」というロゴが某サイトの「国鉄時代」に酷似しているのはともかく(^^;)、
北京−上海の客車列車が2本だけになってしまい、先週記録したばかりのT103次は廃止となった模様です・・・。
また、T109次は大幅に時間が変更され上海着が9時台に。
すなわち、今まで撮影してきた場所ではサイドに光が回らず、晴れの日はまともに撮れないと言うことも判明しました・・・。
ちなみにもう1本の普通1461次は7時台の到着です。

1980〜90年代の東海道のように、「銀河」と「大垣夜行」だけが残ったような印象を覚えます。
近いうちに上記2本の編成調査に行って来ようと思います。



 
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