倶楽部メモ(527)
平成21年 5月27日〜 5月28日



投稿者 クモイ103
投稿日 2009年 5月27日(水)07時08分30秒
タイトル 水戸のスポット
個人的な話で恐縮ですが、こんどの土曜日、雑魚様のお膝元である水戸をヤボ用で訪れることになりました。
18時に知人(非鉄)と落ち合うまで、ちょっと寄り道程度で行ける、気の利いた(本掲示板的な意味で)
スポットがありましたらご教示頂けないでしょうか。
駅構内のカメラアングルの御指南でも結構です。よろしくお願いいたしますm(_ _)m。



投稿者 雑魚
投稿日 2009年 5月27日(水)13時41分5秒
タイトル 水戸駅紹介 その壱
▼クモイ 103様:
> 気の利いた(本掲示板的な意味で)スポット

う〜ん、本掲示板の趣旨に最も適った場所というと「星カマ」など集う、構内西側の
機関区ですかねぇ。各ホームの西端からでも、機関車は十分見えますが、駅南にある
ホテル「レイクビュー水戸」の正面辺りですと、この様に、より身近に見えます。

集合時間が18時では、タイミングが少し合いませんが、日没の方向によってホームを
変える事で、機関区の渋い夕景が味わえる事もあります。個人的には、三月の16時台、
水郡線用二番線が最良と感じます。




投稿者 雑魚
投稿日 2009年 5月27日(水)13時52分3秒
タイトル 水戸駅紹介 その弐
機関区の西側を跨ぐ千波大橋から、上野方向を俯瞰した様子です。貨物駅の一部が
水郡線の車両基地に転用されていますが、画像より右側の一帯には、コンテナ車が
発着する頭端式の貨物ホームが現役で稼働中で、千波大橋から梅香隧道へと通じる
高架橋からの俯瞰(電線が少し邪魔)を含め、なかなか興味深い眺めです。

この場所に水郡線の基地が置かれた事で、ようやく、出入区の際に常磐線の本線を
横切るという、厄介な信号管制が解消されました。




投稿者 雑魚
投稿日 2009年 5月27日(水)14時06分12秒
タイトル 水戸駅紹介 その参
こちらは、改札口に面した南北自由通路の南口デッキから、水郡線との分岐点方向を
眺めた様子です。以前は旧客が多数、屯していた広大な側線群も、再開発で、かなり
縮小されました。画像の旧客は、水郡線での晩秋の御約束だった「奥久慈レトロ」の
回送便で、編成の一部が鉄道博物館に展示された、両端ボンネット型 485系「乗務員
訓練車」も、ここに留置される事が間々ありました。

奥の林の陰にあるのが、私の出身校。卒業後、手前にマンションが建った為、眺望の
確保において、後輩の「鉄分涵養」の機会が損なわれているのではないかと、同窓の
鉄仲間の間では、懸案事項となっています(^^)なお、分岐直後の水郡線については、
先月25日付「コンクリート橋梁」で触れているので、併せて御参照下さい。




投稿者 雑魚
投稿日 2009年 5月27日(水)14時17分27秒
タイトル 内原駅紹介 その壱
水戸駅の手前で、駅から一応徒歩圏なので、参考程度に紹介します。これは、内原駅
東側にある大型SCの上階駐車場から上野方向を俯瞰したものです。上下線が離れて、
間に電留線が入る様子が、よく判ります。夕方ですと完全に逆光となるのが難点です。
なお、駐車場での足場は、車道専用区間に立ち入らない様、注意喚起が求められます。




投稿者 雑魚
投稿日 2009年 5月27日(水)14時38分5秒
タイトル 内原駅紹介 その弐
当該駐車場の東端では、この様に俯瞰が効きます。家族でここ一番の買い物というと
このSCが圧倒的に多く(その様な訳で、ここで「鉄」する時には、食事や買い物も
致しませう)女房子供が用を足している間に、私はたっぷり「鉄」三昧と、ゴキブリ
亭主にも優しい仕様です(^^)ある時「今日は、特別な電車でも通過すんのげ?」と
話しかけて来た警備員から「○○でやる花火大会ん時は、こっからも良く見えっがら、
試してみな」と、思わぬ情報を得る事もありました(^^)

被写体の「フレッシュひたち」は、RF誌の最新号でも紹介された「なごみ」中間車
組込みの試運転です。団体列車と貴賓列車「二束草鞋」の為の布石でしょうか?

なお、SC水戸側に隣接して「かたくり橋」という陸橋があり、ここはかなり有名な
鉄撮スポットとなっています。




投稿者 雑魚
投稿日 2009年 5月27日(水)14時49分38秒
タイトル 中根駅紹介
もし、事前に相応の時間的余裕があるのなら、湊線を中根駅で下車し、茫洋と田圃が
広がるだけの「秘境駅」の風情(ただし、駅前道路の坂を登ると、丘の陰には普通の
住宅地があります)を楽しむのも一興かも知れません。ただし、私なりの経験則から、
週末に旧型気動車が稼動する事は、あまり無い様です。

以上、とりとめの無い話で恐縮ですが、水戸界隈の「鉄」な情報でした。




投稿者 雑魚
投稿日 2009年 5月27日(水)18時08分58秒
タイトル 更に分岐の話
▼コスモス様:
> 歴史的には常磐線の方が後から開通したことを思わせるかのように、

上菅谷や沼ノ端も同様ですね。長万部も同様かと思いきや、こちらは「山線」の方が、
先行開業している様です。室蘭線の方は、平坦地の直線区間が終焉する静狩から先は
かなり急峻な海岸線で、特に静狩〜小幌では、渡島半島の脊梁山脈が内浦湾の断崖を
形成している程ですから、往時の土木技術に鑑みて、山線が先行開業したのは、まあ
当然と言えば当然かも知れません。

> 小山も水戸線は、ホームの直ぐ先から左へカーブして離れていき、ドライな分岐

小山の場合は、間々田〜小田林の短絡線を絡める事で風情を感じたものですが、結局、
この線路も完全撤去された様です。急行「つくばね」がここを経由したのは、小山で
東北線下りから水戸線への転線に物理上の制約があった為と聞きますが、毎年恒例の
臨時快速「足利大藤まつり」など、水戸線〜両毛線の直通便の存在を考えると、何か
釈然としないものも感じます。

画像は、東北線車窓から見た水戸線分岐の様子です。小山市街は直流区間の筈ですが、
この無骨な碍子は、交流区間特有の仕様ですね。こうした交直流の「齟齬」は羽越線
平林〜村上でも見られましたっけ。

> 頼もしい本線に合流する安心感でほっとします。

逆に東北線から分かれる際は、まだ道中は長いと言うのに「旅行も終わりだな〜」と、
ある種の感傷を覚えますね(^^)ところでこの阿武隈川橋梁、確か岩沼側の河川敷で、
遠い昔、何かの軌道を跨いだ様な記憶があるのですが、御心当たりはございますか?

以上、掟破りの七連投、大変失礼を申し上げました。




投稿者 クモイ103
投稿日 2009年 5月27日(水)19時28分59秒
タイトル 水戸界隈ガイド大感謝です
雑魚様
 いやはや、雑誌の特集記事にも負けないボリュームたっぷりの水戸界隈ガイド、感謝の嵐です。
実に目移りして、どこへ行こうかこれから土曜日までの間だいぶ悩みそうです(^^)。
 ところで、「内原駅紹介 その壱」の写真、ちょっと見何が何だかわかりませんでしたが(爆)、
スーパーひたちは走り去る上り列車でしょうか?
 画面右端の線路が下り線?だとすれば、豪快な上下線分離ですね。
ちょっと本州離れしているかも…(線路配置マニアとしてはうずうず)



投稿者 ED76109
投稿日 2009年 5月28日(木)00時51分39秒
タイトル 長距離鈍行・九州編
 失礼致します。「ED76109」であります。

 「昭和48年JTB時刻表6月号」による長距離旧客鈍行について、最後になりましたが
「九州編」を辿らせていただきます。
考えてみれば、「筑豊」や「南九州」にはかなりの鉄路がまだ存在していたわけであり、
隔世の感が感じられるところであります。

 (鹿児島本線)
  「125レ 鳥栖・西鹿児島」「127レ 八代・西鹿児島」
 「1421レ 門司港・長崎、佐世保(「ながさき」前身)」
 「129レ 熊本・西鹿児島」「126レ 川内・八代」
 「128レ 132レ 鹿児島・熊本」「134レ 西鹿児島・熊本」
 「1042レ 川内・八代(1042レ〜32レ 鹿児島発汐留行荷レ)」
 「1420レ 長崎、佐世保・門司港(「ながさき」前身)」
  ※ 「熊本・八代」「出水・西鹿児島」等に旧客鈍行が運転

 (日豊本線)
 「521レ 門司港・大分」「541レ 大分・西鹿児島」「543レ 大分・都城」
 「526レ 宮崎・大分」「530レ 西鹿児島・門司港」「532レ 宮崎・門司港」
 「1532レ、538レ 西鹿児島・宮崎」
  ※「西鹿児島・都城」「都城・延岡」「延岡・大分」「柳ヶ浦・門司港」等に旧客鈍行が運転

 (久大本線)
  「645レ、635レ〜1635レ 鳥栖・大分」「638レ 大分・鳥栖」
    ※ 「鳥栖・豊後森」「大分・湯布院」間に旧客鈍行が運転

 (長崎本線)
  「1421レ 門司港・長崎、佐世保(「ながさき」前身)」
 「427レ、429レ 鳥栖・佐世保」「424レ、440レ 佐世保・鳥栖」
 「1420レ 長崎、佐世保・門司港(「ながさき」前身)」

 (肥薩線)
  「835レ、837レ 八代・人吉」「841レ、1893レ、843レ、845レ、
  847レ 人吉・吉松(内1893レは混合列車)」「821レ、831レ 吉松・
  西鹿児島」
 「834レ、838レ 人吉・八代」「840レ、842レ、836レ、844レ、
  846レ 人吉・吉松」「824レ、828レ 西鹿児島・吉松」

 これら以外としては、「筑豊本線」「室木線」「上山田線」「唐津線」「佐世保線」「豊肥本線」
「高森線」「吉都線」「大隅線」といったところで、旧客鈍行が運転されておりました。
先達の皆様方の「レトロトレイン」はございましたでしょうか・・・。

 長々と失礼致しました。以上、「3連敗」で意気消沈の「道民球団応援団」の「中年客車鉄ちゃん」でございました。



投稿者 雑魚
投稿日 2009年 5月28日(木)10時08分54秒
タイトル 分離区間の抄
▼クモイ 103様:
> 豪快な上下線分離ですね。ちょっと本州離れしているかも…

高所から望遠を目一杯効かせたので、その様な印象を受けますが、実際はフラットで、
上り特急も、然したる減速も無しに通過しています。なお、この「分岐点」傍らには、
既に、本線とは線路が途切れた状態で、セメント工場の専用線跡(運用は不明ですが、
福島臨海鉄道のDLが入替に供された様です)が残っており、要必見です。

> 線路配置マニアとしてはうずうず

このテの「分離区間」としては、常磐線に比べ地形上の制約が多い、福島県中通りの
東北線が御気に入りです。特にスケールが大きな松川〜金谷川〜南福島は、川俣線や
北芝電機専用線の跡、そして吾妻連峰と相まって、中々の見応えです。船岡〜槻木の
阿武隈急行の分岐点も、白石川橋梁が絡み、良い雰囲気ですね。

究極の分離区間といえば沼ノ端、そして大沼や関ヶ原という事になるのでしょうけど、
その何れも、しみじみ、客レ撮影を堪能したい様な立地です。




 
 
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